「営業経験はあるけど専門知識はゼロ…」「エンジニアだけど客先での説明は苦手…」——そんな悩みを抱える第二新卒・20代は少なくありません。
結論から言うと、その両方の強みを活かせるのがプリセールス(セールスエンジニア)という職種です。エンジニアの技術知識と営業のコミュニケーション力の”あいだ”を橋渡しする専門職で、国内SaaS市場が2027年に2兆円規模へ拡大すると予測される中、需要は右肩上がりです。
本記事では、プリセールスの仕事内容と年収相場、未経験から転職する具体的なルート、そして自分に向いているかを判定できる独自の適性診断まで、2026年最新データをもとに解説します。
この記事でわかること
- プリセールスの仕事内容と、営業・エンジニアとの違い
- 年収相場(599万円〜900万円台)とキャリアパスの実例
- 未経験から挑戦する4つの入り口ルート比較
- 独自の「技術力×対人力」適性診断マトリクス
- 「きつい」と言われる3つの理由と失敗しない対処法
プリセールス(セールスエンジニア)とは?仕事内容をやさしく解説
プリセールスは、営業が商談を進める際に同席し、製品デモンストレーション、技術的な質問への回答、導入後の運用イメージのすり合わせなどを担当する職種です。SaaS業界では特に、契約前の「本当に自社の業務に合うのか」という顧客の不安を、技術的な裏付けをもって解消する役割を担います。
営業ほど数字に追われず、エンジニアほど開発に深く関わらない、いわば”橋渡し役”。SaaS職種のなかでもニッチですが、市場価値の高いポジションです(SaaS職種まとめはこちら)。
| 職種 | 主なミッション | 数字への向き合い方 |
|---|---|---|
| 営業 | 契約獲得 | 売上目標に直結 |
| エンジニア | プロダクト開発・改善 | 開発効率・品質指標 |
| プリセールス | 技術的信頼の獲得と商談後押し | 受注貢献度で評価(個人ノルマは営業より軽め) |
プリセールスの年収相場とキャリアパス(2026年最新)
JAC Recruitmentの調査によると、プリセールス転職者の平均年収は約900万円で、ボリュームゾーンは700万〜1,000万円。一方、職種全体の平均年収は599万円程度という調査もあり、未経験可のポテンシャル採用求人では年収500万〜999万円帯が中心です。つまり経験を積むほど年収レンジが大きく上振れしやすい職種といえます。
キャリアパスは、①プリセールス→②プリセールスマネージャー・技術営業責任者、または③プロダクトマネージャーやカスタマーサクセスへの横展開、という広がりが一般的です。
背景には市場全体の成長があります。国内SaaS市場は2023年に約1.4兆円規模に達し、2027年には2兆円を超える見通し(年平均成長率CAGR約11%)。市場拡大に伴い、技術と商談をつなぐプリセールスの採用需要は今後さらに強まると予想されます。
【独自診断】あなたはどのタイプ?「技術力×対人力」プリセールス適性診断マトリクス
プリセールスへの向き不向きは、「技術力」と「対人力」の2軸で大まかに4タイプに分類できます。自分がどこに当てはまるか確認してみましょう。
| タイプ | 特徴 | おすすめアクション |
|---|---|---|
| 技術力高×対人力高 「エースプリセールス型」 | 大手SaaSベンダーが即戦力採用したい人材 | 積極的に高年収求人へ応募 |
| 技術力高×対人力低 「テクニカルサポート型」 | 技術は強いが対人はこれから | SEやテクニカルサポートで対人経験を積む |
| 技術力低×対人力高 「営業出身プリセールス型」 | 第二新卒の王道ルート | SaaS営業からの社内異動・転職を狙う |
| 技術力低×対人力低 「要準備型」 | これから土台作りが必要 | ITパスポート等の資格取得から着手 |
未経験からプリセールスを目指す4つの入り口ルート比較
| 出身タイプ | 転職難易度 | 想定年収レンジ | おすすめの一歩目 |
|---|---|---|---|
| 営業出身 | 易〜中 | 500万〜800万円 | SaaS営業として実績を作り社内異動・転職 |
| エンジニア(SE)出身 | 易 | 600万〜900万円 | 要件定義寄りの案件へシフト |
| カスタマーサクセス出身 | 中 | 550万〜850万円 | 導入支援経験を技術提案力としてアピール |
| 完全未経験(第二新卒) | 中〜難 | 450万〜700万円(ポテンシャル採用) | ITパスポート取得+研修充実企業を厳選 |
自分に合いそうなルートが見えたら、SaaS特化型の転職エージェント3社比較で実際の求人を確認してみましょう。
プリセールスが「きつい」と言われる3つの理由と対処法
理由1:マルチタスクの負荷
提案資料作成、デモ環境構築、契約後の引き継ぎ、営業へのレクチャーなど性質の異なる業務を同時並行で回す必要があります。→タスク管理ツールで工程を可視化し、優先順位を営業チームと事前にすり合わせておくことが対処法です。
理由2:技術キャッチアップの負荷
アップデートが頻繁なSaaSでは、常に新機能を学び続ける必要があります。→週1時間など学習時間をルーティン化し、公式ドキュメントを情報源に固定しましょう。
理由3:板挟みになりやすい
営業の「売りたい」と開発の「作れない」の間で調整役になることがあります。→「できないこと」を早期に営業へ共有し、期待値調整を商談前に済ませておくと負荷が減ります。
よくある質問(FAQ)
Q1. プリセールスに未経験からなるには何が有利ですか?
A. 営業経験、もしくはSE・カスタマーサポート経験が有利です。第二新卒の場合、まずSaaS特化の転職エージェントでポテンシャル採用求人を探すのが近道です。
Q2. プリセールスとカスタマーサクセスはどう違いますか?
A. プリセールスは契約”前”の技術的な意思決定支援、カスタマーサクセスは契約”後”の活用支援・解約防止が主な役割です。両方を経験すると市場価値がさらに高まります。
Q3. プリセールスはやめとけと言われることがありますが本当ですか?
A. マルチタスクや板挟みのストレスはありますが、技術と対人の両方を活かせる希少性の高いキャリアでもあります。SaaS業界全体の「やめとけ」論についてはこちらの記事でも詳しく検証しています。実際の転職体験談はマーキャリNEXTCAREER体験談も参考になります。
まとめ:技術と対人力を武器にできる今こそ挑戦のチャンス
プリセールスは、技術知識と対人コミュニケーションの両方を武器にできる、SaaS業界でも希少なポジションです。国内SaaS市場が2027年に2兆円規模へ向かう今、未経験からでも挑戦できるタイミングとしては早いほうといえます。まずは自分がどの入口ルートに近いかを診断し、SaaS特化型の転職エージェント3社比較で求人を確認するところから一歩を踏み出してみましょう。
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「未経験でも挑戦できるか気になる」という方は、まずSaaS特化のプロに話を聞いてみるのが近道です。相談は最後まで無料です。
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