転職すると住宅ローンや賃貸の審査は不利?勤続年数の見られ方

転職と住宅ローン・賃貸の審査 第二新卒

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転職を考えていると、引っ越しや将来の住まいのことが頭をよぎります。勤続年数が短いと審査に通らないのではないか、という不安です。

結論から言うと、審査ごとに勤続年数の重みはまったく違います。賃貸はほとんど影響せず、クレジットカードも通ることが多く、住宅ローンだけが明確に影響を受けます。

この記事の結論

賃貸の入居審査は勤続年数より収入と保証会社の基準で決まり、内定通知書で通る場合もあります。住宅ローンは勤続1年以上を目安にする金融機関が多い一方、フラット35には勤続年数の条件がありません。転職前に借りるか後にするかは、審査の種類で分けて考えます。

賃貸の入居審査は勤続年数をあまり見ない

入居審査で中心になるのは、家賃に対して収入が足りているかです。家賃が月収の3分の1以内に収まっていれば、勤続年数が短くても通ることが多くなります。

多くの物件では家賃保証会社の審査が入ります。ここで見られるのは支払い能力と、過去の家賃滞納の記録です。勤続年数の欄はありますが、それだけで落とされる項目にはなっていません。

転職が決まっていて、まだ入社前という段階でも申し込めます。その場合は在職証明の代わりに内定通知書や雇用契約書を出すことで対応してもらえます。

入社前に部屋を決めるとき

必要になるのは、内定通知書、身分証明書、そして緊急連絡先です。前職の源泉徴収票を求められることもあるので、退職時に受け取ったものは残しておきます。

入社日と入居日の順番をどう組むかは、転職で引っ越しが必要になったらにまとめています。

住宅ローンだけは勤続年数が効く

金融機関の多くは勤続1年以上を申し込みの目安にしています。転職直後だと、収入の安定性を判断する材料が足りないためです。

ただし全部がそうではありません。フラット35には勤続年数の条件がなく、返済負担率や物件の要件を満たせば申し込めます。転職後に使う場合は、給与明細を出せるようになる勤続3か月以降が現実的です。

ネット銀行にも勤続年数を条件にしないところがあります。「1年待たないと無理」ではなく、選ぶ先で変わるというのが実際のところです。

同業への転職なら前職の年数を足せることがある

これまでの経験と一貫性のある転職であれば、前職の在籍期間を合わせて見てもらえる場合があります。年収が上がっていれば、その点も評価されます。

逆に、業種をまたぐ転職や年収が下がる転職では、勤続年数がそのまま見られやすくなります。同じ「転職直後」でも中身で扱いが変わります。

審査の種類ごとの目安

3つを並べると、勤続年数の重みの違いがはっきりします。

審査の種類勤続年数の影響転職直後の目安
賃貸の入居審査小さい内定通知書があれば申し込める
クレジットカード小さい入社後すぐでも作れることが多い
住宅ローン(一般の銀行)大きい勤続1年以上を目安にする先が多い
住宅ローン(フラット35)条件なし勤続3か月ほどで給与明細がそろってから

金融機関ごとに基準は違うので、目安として使い、実際の可否は申込先に確認します。ここに書いた内容は一般的な傾向で、個別の判断とは別のものです。

年収が下がる転職だと、審査だけでなく生活の見通しも変わります。マーキャリNEXT CAREERの無料面談では、いまの経歴で狙える年収帯を先に聞けるので、住まいの計画と合わせて判断できます。

借りる予定があるなら順番を決めておく

住宅ローンを1年以内に組む予定があるなら、転職の前に申し込むほうが通りやすくなります。すでに借りている場合、転職しても契約が取り消されることはありません。

ただし、返済中に転職して収入が下がると、返済の負担割合は上がります。借りたあとの転職は制度上の問題ではなく、家計の問題として考えます。

賃貸とクレジットカードについては、順番を気にする必要はほとんどありません。転職を待つ理由にはならない、と考えて差し支えありません。

転職直後に手続きが重なりやすいもの

住まい以外にも、転職の前後は手続きが集中します。

  • 健康保険と年金の切り替え(間が空くときのみ)
  • 住民税の納め方の変更
  • 年末調整のために源泉徴収票を渡します
  • 引っ越しに伴う住所変更

このうち保険と税金は転職・退職時の税金・社会保険手続きまとめで扱っています。

よくある質問

Q. 試用期間中でも賃貸の審査は通りますか?

A. 通ることが多いです。試用期間でも雇用契約は始まっているため、収入の証明ができれば申し込めます。不安な場合は申込前に不動産会社へ伝えておきます。

Q. 転職したことを金融機関に言わなくてもよいですか?

A. 申告が必要です。勤務先は審査項目なので、変わったのに伝えないと事実と違う内容で申し込むことになります。

Q. 内定は出たが入社前です。クレジットカードは作れますか?

A. 入社後のほうが確実です。申込書には現在の勤務先を書くため、在職中の会社で申し込むか、入社後に改めて申し込みます。

Q. 住宅ローンを組んだあとに転職しても大丈夫ですか?

A. 契約が取り消されることはありません。ただし収入が下がると返済の負担割合が上がるので、家計として無理がないかを見ておきます。

まとめ

勤続年数の重みは審査によって違います。賃貸とクレジットカードはほとんど影響を受けず、住宅ローンだけが明確に効いてきます。

住宅ローンでもフラット35のように勤続年数の条件がない選択肢があり、同業への転職なら前職の年数を合わせて見てもらえる場合もあります。1年以内に借りる予定があるなら転職の前に申し込む、それ以外は住まいの都合で転職を遅らせなくてよい——この線引きで考えると迷いません。

なお、ここに書いたのは一般的な傾向です。実際の可否は金融機関や保証会社の基準によるため、申込先に確認してください。

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