転職フェアは行く意味ある?第二新卒が成果を出す回り方と準備

転職フェアの会場で企業ブースを回る第二新卒 第二新卒

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休日をまるまる使って会場へ行く価値があるのか、迷いますよね。話を聞くだけなら求人サイトで済むのでは、と思うのも自然です。

結論から言うと、転職フェアは「話を聞く場」ではなく「選考が始まる場」です。ある調査では、参加者の63%が当日に一次面接を受けているか、その日程調整までしています。内定を得た人に絞ると88%です。行くなら選考が始まる前提で準備するほうが得られるものが増えます。

この記事の結論
  • 説明を聞く場ではなく、その場で選考が動く場
  • 回るブースは3層に分けて時間を配分する
  • 持ち物は職務経歴書。名刺より効く
  • 行かなくてよい人もはっきりしている

転職フェアは行く意味があるのか

あります。ただし理由は「情報を集められるから」ではありません。その場で一次面接が始まる、あるいは日程が決まるからです。求人サイトから応募して書類選考を待つ流れを、半日で飛ばせる場だと考えると位置づけがはっきりします。

逆に言えば、受け身で説明だけ聞いて帰ると得るものはほとんどありません。同じ内容は各社の採用ページに書いてあります。

何が起きる場なのか|新卒の合同説明会との違い

中途向けのフェアは、大教室での一斉説明ではなくブースでの1対1の個別面談が中心です。座って15分から30分ほど話し、そのまま次の面接の話に進むこともあります。

新卒の合同説明会が「会社を知る場」だとすれば、転職フェアは「担当者と会う場」です。相手も採用担当や現場の責任者が出てくるため、聞けることの深さが違います。

会場では履歴書を提出しない企業がほとんどです。かわりにアンケート用紙が実質的なエントリーシートになります。ここに書いた内容がそのまま後日の連絡につながるので、空欄を残さないようにします。

当日の回り方|ブースを3層に分けて時間を配分する

会場に着いてから考えると、目についたブースを順に回るだけで半日が終わります。事前に出展社一覧を見て、3つの層に振り分けておきます。

選び方社数と時間狙い
本命応募を決めている企業2社・各30分面接の日程まで決める
検討条件は合うが情報が足りない3社・各15分応募するか判断する
開拓名前を知らなかった企業2社・各10分選択肢を広げる

※ 表は横にスクロールできます

本命は開場直後に回ります。午後は担当者が疲れていて、面談時間も短くなりがちです。開拓の層は最後でかまいません。

会場では1社ごとに待ち時間が発生します。人気企業のブースは20分以上並ぶこともあるため、回れるのは実質7社前後と考えておきます。欲張って10社以上を予定すると、どれも中途半端になります。

会場で会える企業は当日の出展社に限られます。並行して求人を広く見ておきたいなら、SaaS職種に強いエージェントに求人を紹介してもらうのも一つの手です。

行く前に用意する3つ

準備は多くありません。次の3つだけ整えておけば、当日に困ることはほとんどなくなります。

  • 職務経歴書を5部:提出を求められなくても、見せながら話すと説明が半分の時間で済みます
  • 1分の自己紹介:ブースでは最初に必ず聞かれます。所属・担当・実績を3文にまとめます
  • 出展社一覧の下調べ:前日までに3層へ振り分けます

名刺は不要です。在職中なら現職の名刺を配るのは避けます。会社に知られる経路をわざわざ作ることになります。

ブースで何を聞くか|求人票では分からないこと

聞くべきなのは、文字にすると角が立つので求人票に書けない部分です。担当者が目の前にいる場でしか取れません。

具体的には「この職種で直近に辞めた方は、どんな理由が多かったですか」「入社1年目の方は今どんな仕事をしていますか」といった質問です。答え方のためらい方そのものが情報になります

文字情報から読み取れることは事前に済ませておくほうが、当日の時間を有効に使えます。求人票の言い回しから読み取れることを先に押さえておくと、ブースでは書いていないことだけを聞けます。

気になった企業には、その場で職場を見せてもらえないか聞いてみる手もあります。職場見学の頼み方と当日に見る5つの視点を知っておくと、フェアの続きとして自然につなげられます。

第二新卒が有利になる場面と、不利になる場面

フェアは経歴の短さが目立ちにくい場です。書類だと社会人歴の年数で判断されますが、対面では話し方や意欲が先に伝わります。

一方で不利になるのは、実績を数字で言えないときです。周りは経験者が中心なので、抽象的な自己紹介は埋もれます。「前職では月20件の商談を担当していました」のように、規模が分かる言い方を1つ用意しておきます。

もう一つ有利に働くのが、その場で日程を即答できることです。在職中の経験者は調整に日数がかかりますが、退職済みや有給を取りやすい立場なら「来週の水曜でも大丈夫です」と返せます。担当者にとっては選考を早く進められる相手なので、印象に残ります。

行かなくてよい人

全員に必要な場ではありません。次に当てはまるなら、時間を別のことに使うほうが効率的です。

  • 応募先がすでに3社以上決まっている:選考を進めるほうが早いです
  • 在職中でその会社が出展している:鉢合わせの可能性があります
  • 特定の職種にしか興味がない:出展社が合わないと空振りになります

フェアは選択肢を広げる場です。すでに絞れているなら、無理に広げる必要はありません。

会場で渡される資料にも、求人票と同じ言い回しが並びます。「幹部候補」「アットホーム」が何を意味するかを知っておくと、ブースでの質問がぐっと具体的になります。

1社をじっくり知りたいときは、その企業が単独で開く説明会のほうが向いています。中途の会社説明会に出るかどうかの見分け方を押さえておくと、フェアと使い分けられます。

よくある質問

参加をめぐって迷いやすい点をまとめました。

Q1. 服装はスーツですか?
A. スーツが無難です。私服可と書かれていても、その場で面接に進む可能性があるためです。

Q2. 在職中でも参加できますか?
A. できます。土日開催が中心です。現職の関係者に会う可能性だけ考えておきます。

Q3. 履歴書は必要ですか?
A. 提出を求める企業は少数です。ただし職務経歴書は持参すると話が早く進みます。

まとめ|半日で選考を1段階進める場です

転職フェアは情報収集の場ではなく、選考の入口です。そう捉えて準備すると、同じ半日でも持ち帰るものが変わります。

この記事のまとめ
  • 参加者の63%が当日に一次面接か日程調整をしている
  • ブースは本命2社・検討3社・開拓2社に振り分ける
  • 本命は開場直後に回る
  • 持ち物は職務経歴書5部と1分の自己紹介
  • 応募先が決まっている人は行かなくてよい

次の開催日程を調べたら、出展社一覧を開いて3層に振り分けるところまで先に済ませてください。当日の成果はここで決まります。

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