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退職日をいつにすればいいのか、月末がいいと聞くけれど何が違うのか、迷っていませんか。
結論から言うと、退職日は転職先の入社日から逆算して決めるのが基本です。そのうえで、月末にするか月の途中にするかで、社会保険の手続きと最後の給与が変わることを知っておくと、あとで慌てずに済みます。

退職日って、月末にしたほうがいいって聞くけど…1日違うだけで何か変わるのかな
この記事でわかること
- 退職日が決まるしくみ
- 退職日を決める4つの材料
- 月末退職と月の途中の退職の違い
- 入社日から逆算する手順と伝え方
退職日は、転職先の入社日・有給の残り・ボーナスの支給日・引き継ぎの期間の4つから決めます。
次の会社に翌月1日から入社するなら、月末退職にすると社会保険の空白ができません。
月の途中で辞めるときは、空いた期間の保険を自分で手続きする必要があります。
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退職日はどう決まるのか
退職日は、自分の希望だけでは決まりません。自分の希望・会社の就業規則・転職先の入社日の3つをすり合わせて決めます。
法律では、期間の定めのない雇用なら、退職を申し出てから2週間で辞められるとされています(民法627条)。ただ、多くの会社は就業規則で「1か月前までに申し出る」のように決めているので、円満に辞めるならその期間に合わせるのが現実的です。
契約社員など期間の定めがある雇用は、扱いが違います。自分の雇用契約と就業規則を先に確かめましょう。
退職日を決める4つの材料
退職日は、次の4つを並べてから決めると迷いません。
| 材料 | 確かめること |
|---|---|
| 転職先の入社日 | 内定先と合意した日、ずらせる幅 |
| 有給休暇の残り | 残りの日数と、消化にかかる期間 |
| ボーナスの支給日 | 支給日と、その日に在籍している必要があるか |
| 引き継ぎ | 後任に渡すのに必要な日数 |
有給は、最終出社日のあとにまとめて消化することが多く、その場合は退職日が最終出社日より後ろになります。最終出社日と退職日は別の日になることがある、と覚えておきましょう。有給の消化の進め方は退職前の有給消化、残りが足りないときは退職までに有給が足りないときでまとめています。
月末退職と月の途中の退職の違い
退職日を1日ずらすだけで、社会保険の手続きと最後の給与が変わることがあります。違いを知ったうえで選びましょう。
社会保険(健康保険・厚生年金)
会社の社会保険は、退職日の翌日に資格を失います。保険料は月単位で、資格を失った日が属する月の前月分までかかります。
たとえば10月31日に辞めると、資格を失うのは11月1日なので、10月分まで会社の保険に入っている扱いです。10月30日に辞めると、資格を失うのは10月31日になり、10月分は会社の保険ではなくなります。
最後の給与
月末に退職すると、最後の給与から前月分と当月分の2か月分の保険料が引かれることがあります。手取りが少なく見えても、計算の間違いとは限りません。
次の会社までに空白があるとき
退職日から次の入社日までに1日でも空きがあると、その間は国民健康保険と国民年金に自分で切り替える手続きが必要です。住民税の払い方も、退職する月によって変わります。
月の途中で辞めて、その月のうちに次の会社に入らない場合は、その月の分を国民健康保険・国民年金で自分で払うことになります。会社の保険料が1か月分減っても、そのぶん得になるとは限りません。
とはいえ、入社日が決まっていなければ、退職日も決めきれません。
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入社日から逆算する手順
退職日は、次の順番で後ろから決めていくと、無理のない日程になります。
1つ目に、転職先と入社日を決めます。2つ目に、入社日の前日か、それより前に退職日を置きます。3つ目に、有給の残りを数え、最終出社日を決めます。4つ目に、引き継ぎに必要な日数と就業規則の期限から、上司に退職を伝える日を決めます。
翌月1日に入社するなら、前の月の末日を退職日にすると、保険の切り替えの手続きが最も少なく済みます。
入社日を月初にするか月末にするかの考え方や、内定承諾から入社日までにやることは内定承諾から入社日までにやることで時期別にまとめています。
退職日を上司に伝えるときの例文
退職日は、相談ではなく「この日で考えています」と希望の日付をはっきり伝えると、話が進みやすくなります。
例文1:転職先が決まっているとき
私事で恐れ入りますが、転職先が決まりましたので、〇月〇日付で退職させていただきたいと考えております。引き継ぎは〇日までに終える計画を立てていますので、ご相談させてください。
例文2:有給の消化も伝えるとき
最終出社日を〇月〇日とし、そのあと残っている有給休暇を消化して、〇月〇日付で退職したいと考えております。引き継ぎの資料は最終出社日の1週間前までにお渡しします。
日付は、最終出社日と退職日を分けて伝えると、有給の扱いで行き違いが起きにくくなります。
退職日が会社とまとまらないとき
後任が決まらない、繁忙期だからと、退職日を延ばしてほしいと頼まれることがあります。まずは引き継ぎの計画を具体的に示し、入社日に間に合う範囲で調整できるかを話し合いましょう。
入社日に間に合わない延長は、無理に受けなくて構いません。転職先と約束した入社日を先に守ることを考えましょう。
話し合いで決まった退職日は、退職届に書いて提出し、記録に残しておくと安心です。
退職日についてよくある質問
退職日は月末にしたほうが得ですか?
次の会社に翌月1日から入るなら、月末退職にすると社会保険の空白ができず手続きが少なくて済みます。次の入社まで間があくなら、どちらにしても自分で国民健康保険・国民年金の手続きが必要なので、損得だけで決めず入社日に合わせて選びましょう。
退職日と最終出社日は同じ日でないといけませんか?
同じでなくて構いません。最終出社日のあとに有給をまとめて消化し、有給の最後の日を退職日にするのはよくある決め方です。
会社に退職日を延ばしてほしいと言われたらどうすればいいですか?
転職先の入社日に間に合う範囲なら、相談に応じても構いません。間に合わない場合は、入社日が決まっていることを伝え、引き継ぎの計画を示して、退職日は変えられないと落ち着いて伝えましょう。
まとめ|入社日から逆算し、月末かどうかを確かめる
退職日は、転職先の入社日・有給の残り・ボーナスの支給日・引き継ぎの期間の4つから、入社日を起点に逆算して決めます。
月末にするか月の途中にするかで社会保険の手続きと最後の給与が変わるので、次の入社日との間に空白ができないかを確かめましょう。20代向けの相談先の特徴はRe就活エージェントの評判とメリットで紹介しています。
\ これから転職先を決める方へ /
退職日は、次の会社の入社日が決まってはじめて確定します。まだ転職先が決まっていないなら、先にそちらを進めるのが近道です。
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