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卒業してからもう半年。周りはみんな働いてるのに、自分だけ就職できてない……。
既卒になると、「もう普通の就職はできないのでは」と不安になりますよね。
結論から言うと、既卒の就職は新卒より手間はかかりますが、決して無理ではありません。厚生労働省の調査では、新卒枠で募集した事業所の7割以上が、既卒者も応募できたと答えています。
難しいと言われる理由を知って、動き方を変えていきましょう。

面接で「卒業してから何をしていたの?」と聞かれるのが、いちばん怖い…
この記事でわかること
- 既卒の就職が難しいと言われる4つの理由
- 既卒を受け入れる会社がどのくらいあるか(最新データ)
- 就職できない人と、決まる人の動き方の違い
- 空白期間を聞かれたときの答え方と例文
新卒枠で募集した事業所の73%が既卒者も応募可で、そのうち44%が実際に既卒者を採用しています。
難しくなる主な原因は、情報が入らないことと、ひとりで動いていることです。
空白期間の説明を用意して、相談先を1つ決めるところから始めると、動きやすくなります。
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既卒の就職が難しいと言われる4つの理由
既卒の就職が難しいと言われるのには、はっきりした理由があります。
| 理由 | どういうことか |
|---|---|
| 情報が入りにくい | 学校の就職課や同級生から、説明会や締切の情報が入らなくなります |
| 空白期間を聞かれる | 卒業から今まで何をしていたかを、面接で必ず聞かれます |
| ひとりで動きがち | 相談相手がいないので、落ちた理由が分からないまま同じことを繰り返しやすくなります |
| 応募できない求人もある | 新卒枠を「卒業見込みの人だけ」にしている会社もあります |
逆に言えば、どれも能力の問題ではなく、動き方で補えるものです。
既卒を受け入れる会社はどのくらいある?
厚生労働省「労働経済動向調査(令和8年8月)」によると、新卒の採用枠で正社員を募集した事業所のうち、73%が「既卒者も応募可能だった」と答えています。
さらに、応募可能だった事業所のうち44%は、実際に既卒者を採用しています。
| 調査の結果(従業員30人以上の事業所) | 割合 |
|---|---|
| 新卒枠で、既卒者も応募可能だった | 73% |
| うち、実際に既卒者を採用した | 44% |
| 新卒枠で、既卒者は応募不可だった | 24% |
出典:厚生労働省(2026年9月29日公表)。ここでの既卒者は、学校を卒業してすぐに就職する人以外の35歳未満の人です。
また、厚生労働省の指針では、卒業後少なくとも3年間は新卒枠で応募できるようにすることを、企業に求めています(努力義務です)。
つまり、応募できる先は思っているより多いものの、応募できても採用されなかった会社のほうが多い、というのが実際のところです。
「既卒なら全部の新卒枠に応募できる」わけではありません。卒業後の年数や年齢に条件を付けている会社もあるので、募集要項を必ず確かめてください。
就職できない人と、決まる人の動き方の違い
既卒で苦戦する人と、決まっていく人では、動き方に違いがあります。
| 苦戦しやすい動き方 | 決まりやすい動き方 |
|---|---|
| ひとりで求人サイトだけを見ている | 相談先を1つ決めて、応募先の選び方や面接の準備を相談する |
| 大手や有名企業だけに応募している | 業界や会社の規模を広げて、話を聞く数を増やす |
| 空白期間の説明を当日考えている | 空白期間の説明を、先に3行で書いておく |
| 落ちた理由を振り返らない | 面接のたびに、聞かれて困ったことをメモする |
どれも、今日から変えられることです。全部をやろうとせず、まずは1つ選んでみましょう。
空白期間を聞かれたときの答え方と例文
面接で必ず聞かれるのが、「卒業してから何をしていましたか?」です。
答えるときは、していたことを事実のまま話して、今働きたい理由につなげるのが基本です。
例文:「在学中の就職活動で内定をいただけず、卒業後は飲食店のアルバイトを続けながら就職活動をしていました。アルバイトでは新人の教え方を任されるようになり、人に合わせて伝えることにやりがいを感じました。その経験を仕事に生かしたいと考え、お客様と長く関わる営業を志望しています。」
うそをつく必要はありません。短く正直に話して、これからのことに話を移すほうが、聞く側も安心できます。
第二新卒も含めた面接の流れは、転職面接の完全ガイドでまとめています。
既卒が使える相談先
ひとりで続けるのがつらいときは、相談先を使いましょう。主な相談先は次の3つです。
| 相談先 | 向いている人 |
|---|---|
| ハローワーク(新卒応援ハローワークなど) | 地元の求人を探したい人、公的な窓口で相談したい人 |
| 卒業した学校の就職課 | 学校の求人や卒業生向けの支援を使いたい人(対応は学校によって違います) |
| 既卒も対象の転職エージェント | 求人の紹介や面接の練習まで、まとめて相談したい人 |
ハローワークとエージェントの違いは、ハローワークと転職エージェントの使い分けでくわしく書いています。
新卒扱いで応募できる会社の探し方は、既卒でも新卒扱いになる企業も参考にしてください。
既卒の就職についてのよくある質問
既卒は新卒枠に応募できますか?
応募できる会社は多くあります。厚生労働省の指針では、卒業後少なくとも3年間は新卒枠で応募できるようにすることを、企業に求めています(努力義務です)。令和8年8月の調査では、新卒枠で募集した事業所の73%が既卒者も応募できたと答えています。ただし会社ごとに条件が違うので、募集要項で確かめましょう。
既卒の空白期間は、不利になりますか?
空白期間があること自体より、その間に何をしていて、なぜ今働きたいのかを話せないことのほうが不利になります。アルバイト、資格の勉強、公務員試験の準備など、していたことを事実のまま短く話し、そこから今の志望につなげれば十分です。
既卒で就職できないまま時間がたつと、どうなりますか?
卒業から時間がたつほど、新卒枠の対象から外れる会社が増え、中途枠で経験者と並ぶ場面が増えます。今からでも遅いわけではありませんが、先延ばしにせず、まず相談先を1つ決めて動き出すことが大切です。
まとめ|既卒の就職は、動き方で変えられる
既卒の就職は新卒より手間がかかりますが、無理ではありません。新卒枠で募集した事業所の73%が、既卒者も応募可能だと答えています。
難しくしている原因の多くは、情報が入らないことと、ひとりで動いていることです。
空白期間の説明を用意して、相談先を決めれば、動きやすくなります。
今日は、卒業してからしてきたことを3行で書き出すところから始めてみましょう。
\ 既卒の就職活動に不安がある方へ /
既卒の就職活動は、情報が入りにくく、ひとりで抱え込みやすいものです。応募先の選び方や面接での話し方を、人に見てもらうだけで進めやすくなります。
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