「IT業界=残業が多い」というイメージ、まだ持っていませんか。実はSaaS業界に限ると、そのイメージは当てはまらないケースが増えています。
結論から言うと、IT業界全体の平均残業時間が月20〜25時間程度なのに対し、SaaS自社プロダクト企業では月15〜16時間程度という水準の企業も珍しくありません。理由は、SaaSならではの「継続改善型」の開発モデルにあります。
本記事では、業態別の残業時間データ比較、SaaS企業の残業が少ない理由、そして職種によって残業の傾向がどう変わるかを解説します。
この記事でわかること
- IT業界全体の平均残業時間データ
- 独自の「業態別 残業時間比較表」(受託開発/SIer/SaaS自社開発)
- SaaS企業の残業が少ない理由
- SaaS業界内で残業が発生しやすい職種・少ない職種
- 入社前に残業実態を確認する方法
IT業界全体の平均残業時間データ
各種調査データを総合すると、IT業界(情報通信業)の月平均残業時間は約20〜25時間とされています。ただし、この数値は受託開発・SIer・自社プロダクト企業など業態によって大きく異なります。
【独自比較】業態別 残業時間比較表
| 業態 | 残業の傾向 |
|---|---|
| SIer・受託開発 | 納期前に業務が集中し、月30時間を超えることも |
| 大手IT・通信 | 月20〜25時間程度が目安 |
| SaaS自社プロダクト企業 | 月15〜16時間程度(SmartHR15.0時間、LINEヤフー約16.0時間など公開データあり) |
なぜSaaS企業は残業が少ない傾向にあるのか
SaaSは自社プロダクトを継続的に改善していくビジネスモデルのため、受託開発のような「納期直前の集中作業」が発生しにくい構造です。リリースサイクルが分散されることで、年間を通じてフラットな労働環境になりやすいのが特徴です。加えて、リモートワークの普及も残業時間の減少を後押ししています。
SaaS業界内で残業が発生しやすい職種・少ない職種
比較的残業が発生しやすいのは、月末月初に業務が集中しやすい営業職(インサイドセールス・フィールドセールス)や、リリース直前のエンジニア・PdM。逆にカスタマーサポートやカスタマーサクセスは、業務量が比較的平準化しやすい傾向があります(カスタマーサポートの仕事内容はこちら)。
よくある質問(FAQ)
Q1. 入社前に残業時間を確認する方法はありますか?
A. 求人票の「みなし残業」表記や、オファー面談で繁忙期の業務量を確認するのが有効です(オファー面談の確認事項はこちら)。
Q2. SaaS企業なら必ず残業が少ないのですか?
A. 一概には言えません。成長フェーズにあるスタートアップは業務量が多くなりがちなので、企業ごとの実態確認が必要です(企業選びのチェックポイントはこちら)。
Q3. 残業の少なさだけで転職先を決めていいですか?
A. 大切な軸の一つですが、成長機会や年収とのバランスも含めて総合的に判断することをおすすめします。
まとめ:SaaS業界は「継続改善モデル」がワークライフバランスの鍵
SaaS業界、特に自社プロダクト企業は、継続改善型のビジネスモデルによって残業が少なくなりやすい傾向にあります。ただし企業やフェーズによって差があるため、求人票・オファー面談で実態を確認することが重要です。企業ごとの内部情報が気になる場合はSaaS特化型の転職エージェント3社比較で相談してみましょう。
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