面接で「他社の選考状況」を聞かれたら?正直に答えるべきかと伝え方

面接で他社の選考状況を聞かれたときの答え方を解説する記事のアイキャッチ 第二新卒

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面接の後半で「他社の選考は進んでいますか」と聞かれ、答え方に迷った経験はないでしょうか。正直に言うと不利になる気がして、つい曖昧にしてしまう質問です。

この記事の結論

  • 正直に答えて問題ありません。他社を受けているのは前提として見られています。
  • 見られているのは社数ではなく、選んでいる軸に一貫性があるかです。
  • 社名は言わなくても構いません。業界と職種を伝えれば軸は示せます。

面接官がこの質問で見ていること

聞く目的は、落とすためではなく段取りのためです。内定を出す時期や、どの程度の熱量で口説く必要があるかを測っています。

同時に、応募先の選び方も見ています。まったく方向の違う会社ばかりを並べると、志望動機と食い違って聞こえます。逆に軸が揃っていれば、それだけで説得力が増します。

状況別・そのまま使える答え方

いまの状況伝え方の例
他社は受けていない御社を第一に考えており、現在は他に進めている選考はありません
数社が序盤同じ業界で2社、いずれも一次選考の段階です
最終まで進んでいる1社が最終選考で、来週結果が出る予定です
すでに内定がある1社から内定をいただいていますが、回答期限まで比較したいと考えています

どれも社名を出していません。それでも進み具合は伝わるので、相手は日程を組めます。

この質問が出るのは、たいてい次の場面です

  • 一次の終盤:次の日程をいつ組むかを決めたいとき
  • 最終の冒頭:内定を出す時期と、他社との兼ね合いを知りたいとき
  • オファー面談:回答期限をいつに設定するかを相談したいとき

どの場面でも、質問の背後にあるのは日程の都合です。評価はすでに面接の中身で決まっており、この質問で覆ることはまずありません。身構えずに、事実を短く伝えれば十分です。

応募先の選び方そのものに迷いがあるなら、一度整理してから面接に臨むほうが早いこともあります。軸を一緒に言葉にしたい方は、SaaS職種に強いエージェントに聞いてみるのも一つの手です。

社名はどこまで言うか

社名を言う義務はありません。伏せても失礼にはならず、「同業の会社です」で十分に通ります。

言う・言わないの目安

  • 言ってよい:業界も職種も近く、軸の一貫性を示す材料になるとき
  • 伏せてよい:競合にあたるとき、相手が取引先のとき
  • 言わないほうがよい:まったく別の業界で、志望動機と噛み合わないとき

「うちが第一志望ですか」と続いたとき

選考状況の質問のあとに、この一言が続くことがあります。迷ったら「第一志望です」と答えて構いません。この場面での意思表示は、後から覆しても責められる性質のものではありません

ただ、言い切ることに抵抗があるなら「現時点では第一に考えています」で十分です。理由を一つ添えると、単なる社交辞令に聞こえません。最終面接で聞かれることと合わせて準備しておくと落ち着いて答えられます。

嘘をつくと後で困る場面

「他社は受けていません」と言ったあとに、日程調整で他社の予定が透けることがあります。前言と食い違うと、内容そのものより一貫性のなさが印象に残ります。

食い違いが出やすい場面

  • 次回の日程調整で、特定の曜日だけを避け続けたとき
  • 内定後の回答期限について、こちらから相談を持ちかけたとき
  • 入社日の希望が、退職交渉の進み具合と噛み合わないとき

はじめから正直に伝えておけば、どれも自然な相談として扱われます。内定を辞退する場面まで見据えるなら、途中で嘘を挟まないほうが結局は楽です。

聞かれなかった場合はどうするか

こちらから切り出す必要はありません。ただし、他社の選考が最終まで進んでいて回答期限が近いときだけは別です。

その場合は逆質問の最後に「差し支えなければ、結果はいつ頃いただけますか」と聞いておきます。事情を説明せずとも、期限があることは伝わります。

エージェント経由で受けている場合

エージェントを通して応募している場合、選考状況は担当者にも共有されています。面接で話した内容と、担当者に伝えている内容がずれていると、あとで辻褄が合わなくなります

とくに他社の進み具合は、担当者が企業側に先に伝えていることがあります。面接の前に、どこまで共有されているかを一度確認しておくと安心です。

担当者に確認しておくこと

  • 他社の選考状況を、企業にどこまで伝えてあるか
  • 社名まで共有しているのか、業界だけにとどめているのか
  • 内定が出た場合、回答期限の交渉を任せられるのか

3つ目は特に重要です。期限の調整を担当者が引き受けてくれるなら、面接の場で自分から急かす必要がなくなります。複数社を並行して進めるときほど、この確認が効いてきます。

よくある質問

何社受けていると答えるのが無難ですか

実際の数をそのまま伝えて構いません。多いから不利、少ないから有利ということはなく、選び方に一貫性があるかのほうが見られています。

内定が出ていることは言わないほうがよいですか

伝えて問題ありません。回答期限があることも合わせて話しておくと、選考を早めてもらえる場合があります。ただし急かす言い方は避けてください。

別業界も受けていると言うと不利になりますか

不利になるというより、志望動機との整合性を聞かれます。両方に共通する軸を一言で言えるなら伝えて構いませんし、言いにくければ業界名を出さずに答えます。

なお、選考が同時に進んでいない時期でも同じ聞かれ方をします。「いまは御社だけです」と答えて差し支えありませんし、そこから熱意を疑われることもありません。

まとめ

他社の選考状況は、正直に答えて構いません。相手は落とす材料ではなく、段取りのために聞いています。

伝えるのは社名ではなく、業界・職種・進み具合の3つで十分です。社数より、選んでいる軸が揃っているかどうかが見られています。面接が終わったら答えた内容を書き留めておくと、次の面接で食い違いません。

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