転職の初出社は何を持っていく?入社初日の流れと最初の1週間

転職の初出社と入社初日の流れ 第二新卒

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転職先の初出社は、身構えるわりに実際にやることは多くありません。ほとんどが手続きと顔合わせで、仕事らしい仕事はまだ始まらないからです。

それでも落ち着かないのは、当日の流れが分からないからだと思います。何を持っていき、どの順で何が起きて、どこまで話せばいいのか。ここが見えていれば、初日の緊張はかなり減ります。

この記事の結論

初日は手続きの日です。持ち物は提出書類と印鑑・口座情報で足り、自己紹介は30秒で十分。成果を出そうとするより、質問できる相手を1人見つけるほうが後が楽になります。

初日は「手続きの日」だと思っておく

中途入社の初日は、雇用契約の確認、各種書類の提出、席とパソコンの受け取り、部署への挨拶——この4つで終わることが多いです。会社によっては半日で解散になります。

新卒の入社式のような場はなく、研修が組まれていない会社も珍しくありません。「何もしないまま1日が終わった」と感じても、それが普通です。仕事が渡されるのは早くても翌日以降になります。

ですから初日の目標は、成果ではなく手続きを漏れなく終えることと、明日から動ける状態を作ることの2つでかまいません。

持ち物|提出書類と身の回りのもの

提出書類は事前に案内が来ますが、当日になって「あれも」と言われることがあります。分類して持っていくと確認が早く済みます。

分類具体的なもの補足
必ず要る書類年金手帳または基礎年金番号の分かるもの、雇用保険被保険者証、前職の源泉徴収票事前に案内が来ます。届いていないものは初日に伝えます
本人の情報マイナンバーが分かるもの、給与振込口座の分かるもの、印鑑口座は通帳やアプリの画面でも足りることが多いです
会社によって健康診断の結果、身元保証書、資格の証明身元保証書は署名をもらう相手が要るので早めに
自分の道具筆記用具、メモ帳、常備薬、飲み物パソコンの支給が初日に間に合わないこともあります

書類そのものの入手方法と、届かないときの対処は転職に必要な書類チェックリストにまとめています。

当日の流れ|おおよそこの順で進む

会社によって前後しますが、大枠は変わりません。受付で担当者を呼んでもらい、会議室で雇用契約の確認と書類の提出。そのあと席に案内され、パソコンとアカウントを受け取ります。

午後は部署への挨拶回りと、業務の全体像の説明です。人事から社内制度の案内が入ることもあります。最後に翌日以降の予定を聞いて終わり、という流れが多いです。

出社時刻は「始業の10分前」で足ります。早く着きすぎると受付に誰もいないことがあるので、近くで時間を調整したほうが無難です。

自己紹介は30秒で足りる

挨拶回りで求められるのは、名前と担当と一言だけです。長く話すと、聞いている側が次の人へ移りにくくなります。

「本日から〇〇部に入りました△△です。前職では□□をしていました。まだ分からないことが多いので、いろいろ教えていただけると助かります。よろしくお願いします」——この程度で十分に足ります

前職の話はどこまでするか

経歴は一言でかまいません。前職のやり方を細かく説明すると、初日から比較しているように聞こえてしまいます。聞かれたときに答えるくらいがちょうどいい距離感です。

逆に、前職の不満を話すのは避けます。辞めた理由は面接で説明済みなので、入社後にもう一度語る必要はありません。

初日の雰囲気が想像と違っても、そこで判断を急ぐ必要はありません。ただ、面接で聞いていた話と実際の配属や業務がはっきり食い違っているなら、早めに外の情報を持っておいたほうが動きやすくなります。マーキャリNEXT CAREERの無料面談のように、いま辞める前提でなくても相談だけ受けられる窓口があります。

初日に確認しておくと後が楽なこと

聞きそびれると翌日から地味に困るものがあります。挨拶の合間に確認しておきましょう。

  • 勤怠の打刻方法と、遅刻や中抜けの連絡先
  • 経費や交通費の申請の仕方
  • 使う連絡ツールと、部署のどのやり取りを見ておけばいいか
  • 昼休みの取り方(時間が固定か、各自かで動きが変わります)
  • 分からないことを最初に聞く相手は誰か

最後の1つがいちばん効きます。指導役が決まっている会社もありますが、決まっていない場合は「困ったときはどなたに聞けばいいですか」と初日のうちに聞いておきます。これがないと、翌日から質問のたびに相手を探すことになります。

最初の1週間で押さえる3つ

1週目にやることは、覚えることではなく調べ方を覚えることです。

ひとつ目は、資料の置き場所。共有フォルダやドキュメントのどこに何があるかが分かれば、聞かなくても済むことが増えます。

ふたつ目は、関係する部署と担当者の対応です。組織図があれば早いのですが、なければ会議の参加者から埋めていきます。

みっつ目は、担当する仕事の前後です。自分の作業がどこから来て、どこへ渡るのか。ここが見えると、質問の粒度が上がります

分からないことをためない

中途入社は「聞かなくてもできるはず」と思われやすく、こちらも聞きにくくなります。ただ、最初の数週間は誰でも分からないのが前提なので、この時期に聞いておくほうが結果的に早く進みます。

聞き方は、丸ごと聞くより「ここまでは調べたのですが、この部分が分かりません」と範囲を切ると答えてもらいやすくなります。

初日にやらなくていいこと

成果を出そうとしないことです。初日に張り切って提案しても、前提が分かっていない状態なので刺さりません。

全員の名前を覚えようとしないこと。挨拶回りで20人に会っても、翌日には半分も残りません。座席表をもらって、関わる人から順に覚えれば足ります。

飲み会や雑談の輪に無理に入ろうとしないこと。関係は数週間かけてできあがります。この点は転職先に馴染めないと感じたらで詳しく扱っています。

よくある質問

Q. 服装は何を着ていけばいいですか?

A. 面接のときと同じ格好にしておくのが無難です。私服可と言われていても、初日はきちんとめの服装にして、周りを見てから翌日以降を合わせます。

Q. 書類が1つ間に合いませんでした。

A. 初日に担当者へ伝えれば問題ありません。手続きの期限には幅があり、後日の提出で済むことがほとんどです。黙って持っていかないほうが困ります。

Q. お菓子や手土産は必要ですか?

A. 必要ありません。中途入社で配る習慣はほとんどなく、渡すと逆に気を遣わせてしまいます。

Q. 初日から残業になることはありますか?

A. 手続きが中心なので、初日は定時かそれより早く終わることが多いです。むしろ早く終わって手持ち無沙汰になるほうが起きやすい状況です。

まとめ

初出社の日にやることは、手続きと挨拶でほぼ終わります。持ち物は提出書類と印鑑・口座情報、それに筆記用具があれば足ります。

当日いちばん価値があるのは、分からないことを聞ける相手を1人決めておくことです。ここさえ押さえておけば、翌日から自分で進められます。成果を出しにいくのは、仕事の前後が見えてからで遅くありません。

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