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まずは結論結論から言うと、何年目かより「辞める理由を説明できるか」で決まります。厚生労働省の調査では大卒の離職は1年目12.3%・2年目12.3%・3年目10.3%と各年次にほぼ均等に散らばっており、特定の年次だけが不利ということはありません。
この記事でわかること
- 年次別の離職率データ
- 1年目・2年目・3年目の見られ方
- 年次ごとに言える強み
- 待つべきか動くべきかの判断
年次別の離職率
まず実際の分布を見ておきます。厚生労働省の調査による、大学卒業者の年次ごとの離職率です。
| 年次 | 離職率 | 選考での見られ方 |
|---|---|---|
| 1年目 | 12.3% | 社会人の基礎が身についているかを見られる |
| 2年目 | 12.3% | ひととおり経験したうえでの判断と受け取られる |
| 3年目 | 10.3% | 担当した仕事の成果を語れる |
| 合計(3年以内) | 33.8% | 大卒全体のおよそ3人に1人 |
出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」(2021年3月卒業者)
どの年次も1割前後で均等
1年目だけが突出しているわけではありません。3年間にわたってほぼ同じ割合で辞めており、企業側もその前提で採用しています。
年次より説明できるかが問われる
同じ2年目でも、理由を筋道立てて話せる人と不満だけを述べる人では結果が変わります。判断されるのは期間の長さではありません。
早いほど不利とは限らない
短い在籍でも、次でやりたいことが明確なら評価されます。逆に3年いても説明が曖昧だと通りません。
1年目に動く場合
最も説明の準備が要る時期です。
聞かれるのは「またすぐ辞めないか」
企業の懸念はここに集約されます。次の会社で何を続けたいのかを、具体的な仕事の内容で答えてください。
入社前後のずれを事実で示す
聞いていた業務と違った、配属が想定と異なった。そうした事実があるなら、感情ではなく起きたこととして伝えます。
1年は待つ選択肢もある
明確な理由がない場合、あと数か月で年次が変わります。急がないなら、区切りまで様子を見る判断もあります。
2年目に動く場合
第二新卒として最も動きやすい時期です。
ひととおり経験した判断と受け取られる
1年で業務の全体像を見たうえでの決断は、勢いではなく検討の結果と伝わります。理由の説得力が出やすくなります。
育成前提の枠が使える
社会人の基礎はあり、まだ前職の色に染まりきっていない。企業から見て最も扱いやすい時期です。
数字で語れる材料を揃える
1年分の担当件数や達成率が出せます。成果が小さくても、扱った量は事実として書けます。
3年目に動く場合
第二新卒の枠と経験者の枠、両方が視野に入ります。
成果を語れるようになる
担当した案件を最初から最後まで見ているため、工夫した点まで話せます。ここが1〜2年目との差になります。
第二新卒枠は終わりに近づく
多くの企業が卒業後3年以内を目安にしています。この枠を使うなら、3年目の間に動く必要があります。
経験者としての評価も始まる
同じ職種なら、経験を評価する枠でも応募できます。どちらで受けるかによって、書類の書き方が変わります。
年次より重要な3つのこと
何年目かを気にするより、この3つが揃っているかを見てください。
辞める理由と次でやりたいことがつながっているか
不満の解消だけが理由だと、次でも同じことが起きると思われます。何をしたいかを先に置いてください。
いまの仕事で得たものを言えるか
短くても学んだことは必ずあります。それを次でどう使うかまで話せると、期間の短さは論点になりません。
比べる相手がいるか
1社だけ受けて決めると、条件の良し悪しが分かりません。同じ職種で3社ほど並べてください。
待つべきか動くべきか
迷ったときの切り分け方です。
聞いていた条件と違うなら待たない
業務内容や勤務地が説明と異なる場合、時間が解決しません。労働条件通知書と照らし合わせて確認してください。
慣れの問題なら3か月は見る
人間関係や仕事の難しさは、慣れで変わることがあります。同じ違和感が3か月続くかどうかで判断します。
体に反応が出ているなら急ぐ
眠れない日や食欲のない日が続いているなら、年次を待つ話ではありません。休むことも含めて動いてください。
在職中に動けば期限はない
収入があるうちは焦らずに済みます。良い求人が出るまで待てるので、条件を下げて妥協せずに探せます。
不利かどうかのデータは第二新卒は転職で不利?、辞める理由の伝え方は第二新卒の転職理由の伝え方、全体の進め方は第二新卒の転職ガイドにまとめています。
\ いま動くべきかを相談できます /
年次だけでは判断できません。いまの経験でどんな求人があるかを見てから決めると迷いが減ります。相談だけの利用もできます。
転職の年次についてよくある質問
第二新卒は何年目で転職するのがよいですか
年次より説明できるかで決まります。厚生労働省の調査では離職は1年目12.3%・2年目12.3%・3年目10.3%とほぼ均等で、特定の年次だけが不利ということはありません。
1年目で辞めると不利になりますか
企業の懸念は「またすぐ辞めないか」の一点です。次でやりたいことを具体的な仕事の内容で答えられれば、期間の短さは論点になりません。
3年目まで待ったほうがよいですか
聞いていた条件と実際が違う場合は待つ必要がありません。慣れの問題なら3か月見て、同じ違和感が続くかで判断してください。
第二新卒の枠はいつまで使えますか
多くの企業が卒業後3年以内を目安にしています。この枠で応募するなら3年目の間に動くことになります。
まとめ:年次ではなく説明で決まる
離職は1年目から3年目までほぼ均等に散らばっており、特定の年次だけが不利ということはありません。企業が見ているのは期間の長さではなく、辞める理由と次でやりたいことがつながっているかです。
聞いていた条件と違うなら待つ必要はありません。慣れの問題なら3か月を切り分けに使い、在職中に動いて焦らない状況を作ってください。



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