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「SaaS業界でマーケティング職に転職したいけど、未経験でも狙えるの?」そんな疑問を持つ方に向けて、SaaSマーケティング職の仕事内容から年収、未経験転職のリアルな難易度まで、正直に解説します。
まずは結論
結論から言うと、SaaSマーケティング職は成果が報酬に反映されやすい一方、未経験からのハードルは他職種より高めです。狙うなら、他業界でデジタルマーケティングの経験を積むか、まず別職種で入って社内異動を目指す道が現実的になります。
SaaSマーケティング職とは何をする仕事か
SaaS企業のマーケティング職は、見込客(リード)を集め、営業が商談できる状態まで育成する役割を担います。具体的には、SEO・広告運用、ウェビナー開催、ホワイトペーパー作成、MA(マーケティングオートメーション)ツールの運用、イベント企画など幅広い業務を担当します。
営業が「1対1のアプローチ」だとすれば、マーケティングは「多数に同時にアプローチする仕組みづくり」です。リード数、商談化率、CAC(顧客獲得コスト)、LTV(顧客生涯価値)といった数字に常に向き合う仕事です。
SaaSマーケティング職の平均年収
年収レンジは目安として425万円〜800万円程度と幅があります(各転職サービスの公開求人をもとにした目安。2026年8月時点、企業規模や経験によって上下します)。
CS(カスタマーサクセス)やインサイドセールスと同様に、リード数や商談化率といった成果次第で報酬が伸びやすいのが特徴です。特にデマンドジェネレーション(見込客創出)領域の知見や、MAツールの実務経験がある人材は高い評価を得やすい傾向にあります。
未経験からの転職は正直難しい?リアルな難易度
ここまで紹介してきたカスタマーサクセスやインサイドセールスとは異なり、正直に言うとSaaSのマーケティング職は未経験転職の難易度が高めの職種です。
SaaS業界で未経験可の求人が出やすいのは主に営業系3職種(インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセス)とマーケティングに限られますが、その中でもマーケティングはほぼ経験者採用が中心で、未経験歓迎の求人はたまにしか出ないというのが実態です。
この難しさの背景には、マーケティングが「リード獲得から育成までを一気通貫で担える人材」への需要が高まっていることがあります。デジタルマーケティングやデータ分析の基礎知識がない状態では、即戦力として評価されにくいのが実情です。
では、未経験からSaaSマーケティングを目指すには?
難易度が高いとはいえ、道がないわけではありません。現実的なルートは主に2つあります。1つ目は、他業界でのデジタルマーケティング経験(SNS運用、Web広告、オウンドメディア運営など)を積んだ上で、SaaS業界に新卒・第二新卒でポテンシャル採用を狙うルート。
もう一つは、まずはSaaS企業のインサイドセールスやカスタマーサクセスとして入社し、社内でマーケティング部門への異動を目指すルートです。後者の方が安定性は高いですが、時間はかかります。
職種の中身が見えてきたら、次は実際の求人でどう募集されているかを確認する番です。SaaS企業の求人を多く扱う担当者なら、未経験でも入りやすいポジションを具体的に教えてくれます。
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マーケティング転職で評価されやすいスキル
未経験でも評価されやすいのは、Googleアナリティクスなどの分析ツールを使った経験、SNS運用やブログ運営の実績、広告運用の基礎知識です。組織の中で数字を追いながら施策を回した経験があれば、業界未経験でも大きなアピールとなります。
応募前に見ておく実務の中身
同じマーケティング職でも、企業の規模によって任される範囲が変わります。
分業か、ひとりで一通りか
規模の大きい企業は広告・記事・イベントが分かれています。立ち上げ期の企業は一人で全部を回すため、幅は広がりますが深さは出にくくなります。
見ている数字を聞く
面接で「この職種は何の数字を追っていますか」と聞きます。問い合わせ数までか、受注まで見るのかで、営業との距離が変わります。
未経験の入り口はどこか
記事や資料の制作から入る例が多くなります。広告運用は予算を扱うため、未経験からいきなり任される場面は多くありません。
SaaSのマーケと他業界のマーケは何が違うか
同じマーケティング職でも、扱う商材によって日々の仕事はかなり変わります。SaaSは契約が続く前提の商売なので、獲得して終わりではなく、その後も使われ続けているかまで数字で追いかけます。
| 項目 | SaaS | 一般的な消費財 |
|---|---|---|
| 主に追う数字 | 商談化数・継続率 | 販売数・認知率 |
| 成果が見えるまで | 数か月〜1年 | 数週間〜数か月 |
| 近い距離で働く相手 | 営業・カスタマーサクセス | 広告代理店・販売店 |
この違いは面接でも問われます。前職で追っていた数字を、契約が続く商売に置き換えるとどう変わるかまで話せると、未経験でも理解の深さが伝わります。
求人票で職種名が同じでも、担当する範囲は会社ごとに違います。応募前に「どこからどこまでを一人で持つのか」を確かめておくと、入社後のずれを減らせます。面接では、直近3か月で実際に動かした施策を具体的に聞いてみてください。
まとめ
SaaSマーケティング職は、成果次第で報酬が伸びやすくやりがいのある職種ですが、未経験からのハードルは他職種より高めなのが実情です。
もし未経験でマーケティングを目指すなら、他業界でのデジタルマーケティング経験を積むか、まずはSaaS業界の営業系職種で入社して社内異動を狙うのが現実的な選択肢です。どちらのルートを取るにしても、SaaS業界に特化した転職エージェントに相談しながらキャリアを設計することをおすすめします。
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