転職活動は会社にバレる?原因5つと在職中に気をつけること

転職活動は会社にバレるのか 第二新卒

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この記事の結論

  • 転職活動は黙っていればまずバレません。会社が調べる手段はありません。
  • バレる原因はほぼ自分の言動。同僚への相談・服装の変化・社用パソコンの3つが大半。
  • 仮にバレても転職活動を理由に解雇することはできません。慌てて取り繕う必要はありません。

在職中に転職活動を始めると、真っ先に気になるのが「会社に知られたらどうしよう」という不安ではないでしょうか。第二新卒の場合はとくに、まだ入社から日が浅いぶん、周囲の目が気になりやすい状況にあります。

先に安心できる事実をお伝えすると、会社があなたの転職活動を能動的に調べる方法はありません。転職サイトへの登録も、エージェントとのやりとりも、応募先の企業も、外部から会社に伝わる経路は存在しないからです。

それでも実際にバレてしまう人がいるのは、ほとんどが自分側の行動に原因があります。この記事では、バレる原因を5つに分けて整理し、それぞれの防ぎ方と、万一知られてしまったときの対応まで具体的にまとめました。

転職活動は基本的にバレない

まず、会社側から見て何が「見える」のかを整理しておきましょう。ここを誤解していると、必要のない不安を抱え続けることになります。

転職サイトに登録しても、その情報が現在の勤務先に通知されることはありません。むしろ多くの転職サイトには「特定の企業に自分の情報を見せない」ブロック機能が用意されています。現職の社名を登録しておけば、人事担当者があなたのプロフィールを閲覧することすらできなくなります。

転職エージェントも同様です。エージェントは求職者の個人情報を厳格に扱う義務があり、本人の同意なく応募先以外へ情報を渡すことはありません。応募先企業から現職への問い合わせも、本人の同意なしには行われないのが原則です。

つまり「制度としてはバレない仕組みになっている」ということです。それでもバレるケースがあるのは、制度の外側——つまり日常の行動から漏れているからです。次章で具体的に見ていきます。

会社にバレる5つの原因

実際にバレたという話を分解していくと、原因は次の5つに集約されます。上から順に発生頻度が高いものです。

#原因いつバレるか
1同僚や先輩に打ち明けた活動中
2SNSの投稿や登録情報から活動中
3社用パソコン・社用スマホの使用活動中
4服装・有給の取り方が急に変わった活動中
5住民税・社会保険の手続き転職後

注目してほしいのは、1〜4はすべて自分でコントロールできるという点です。そして5つ目は転職が決まったあとの話なので、活動中の不安とは切り分けて考えて構いません。

原因1〜2:人とSNSから漏れるパターン

1. 同僚や先輩に打ち明けてしまう

これが圧倒的に多い原因です。同期や仲の良い先輩に「実は転職を考えていて」と話したことが、本人の悪意なく広がってしまうケースが後を絶ちません。

打ち明けたくなる気持ちは自然なものです。ひとりで進める転職活動は孤独ですし、社内の事情を知っている相手のほうが話が早い。ただ、相手にとってあなたの転職は「他人事の話題」でもあります。悪気なく別の同僚に話し、それが上司の耳に入る——という経路は本当によくあります。

原則

内定が出て退職を伝えるまで、社内の誰にも言わない。相談したいなら社外の人か、転職エージェントの担当者にしてください。守秘義務のある相手に話すのがいちばん安全です。

2. SNSの投稿や登録情報から

見落としやすいのがSNSです。転職関連のアカウントをフォローした、求人の投稿にいいねをした、といった小さな行動が同僚のタイムラインに表示されることがあります。

また、ビジネス向けのSNSでプロフィールを更新すると、つながっている人に通知が飛ぶ設定になっている場合があります。転職活動のためにプロフィールを充実させた結果、社内の人に気づかれるというのは典型的なパターンです。更新通知をオフにしてから編集するだけで防げます。

原因3〜4:設備と行動の変化から漏れるパターン

3. 社用パソコン・社用スマホを使ってしまう

会社から貸与された端末は、業務用の資産です。企業によっては通信ログや閲覧履歴を記録している場合があり、転職サイトへのアクセスが記録に残る可能性があります。

会社のメールアドレスをエージェントとの連絡先にするのも避けてください。メールサーバーは会社の管理下にあり、内容を確認できる立場の人がいます。やりとりは必ず個人のメールアドレスと個人の端末で行ってください。これは徹底する価値があります。

意外な盲点として、会社のWi-Fiに個人のスマートフォンを接続している場合も、通信先が記録されることがあります。転職関連のサイトを見るときは、モバイル回線に切り替えるのが確実です。

4. 服装や有給の取り方が急に変わる

普段はオフィスカジュアルなのに、ある日だけスーツで出社する。しかも定時で帰る——これは周囲から見ると分かりやすい変化です。

第二新卒の場合、入社してまだ日が浅いぶん、あなたの普段の様子は周囲によく見られています。だからこそ、いつもと違う行動は目立ちます。以下の点に気をつけてください。

行動から気づかれないための工夫

  • 面接用のスーツは会社に着ていかず、外で着替える
  • 有給の理由は「私用」で構わない。詳しく説明しないほうが自然
  • 有給を連続して取らない。単発で散らす
  • 面接は始業前・終業後・土曜を優先して打診する
  • 離席が続く日は、事前に業務の段取りを整えておく

とくに有給の理由については、多く語るほど不自然になります。「私用のため」で十分に通りますし、そもそも有給の取得に理由を説明する義務はありません。

原因5:住民税と社会保険(転職後に起きること)

これは転職活動中ではなく、実際に転職したあとに関わる話です。ただ、不安の種として挙がりやすいので整理しておきます。

住民税は前年の所得に応じて決まり、多くの会社員は給与から天引き(特別徴収)されています。転職すると、この手続きが新しい会社に引き継がれます。この過程で前職に情報が渡るのでは、と心配する人がいますが、転職先が決まったあとの手続きなので、活動中にバレる経路にはなりません

社会保険についても同様です。加入や喪失の手続きは退職後に行われるもので、在職中の転職活動が伝わることはありません。この2つは「転職後の事務手続き」として切り離して考えて大丈夫です。

面接の日程をどう空けるか

在職中の転職活動で最も現実的な悩みが、平日日中の面接をどう調整するかです。ここは工夫の余地が大きい部分なので、具体的に見ていきます。

まず知っておきたいのは、企業側も在職中の応募者に慣れているということ。中途採用では働きながら受けている人が大半なので、時間の融通は想像以上に効きます。遠慮して無理な日程を受け入れる必要はありません。

1
まず就業時間外を打診する
18時以降や土曜の面接に対応している企業は多い。最初から「平日日中しか無理か」と諦めない
2
オンライン面接を希望する
移動時間が消えるので昼休みでも成立する。一次面接はオンライン対応の企業がかなり増えている
3
同じ日にまとめる
どうしても有給が必要なら、複数社を1日に詰める。有給を使う回数そのものを減らせる

この3つを順に試せば、有給を取る回数はかなり減らせます。それでも調整が難しい場合は、転職エージェントに間に入ってもらうのが早いです。

エージェントは企業の採用担当と直接やりとりできる立場なので、「就業時間外で調整してほしい」という要望を代わりに伝えてくれます。自分から言い出しにくい条件も、第三者を介せば角が立ちません。日程の再調整も任せられるため、在職中の転職ではエージェントを使う実利がとくに大きいと言えます。

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もしバレてしまったときの対応

万全を期していても、想定外の経路で知られてしまうことはあります。そのときに大事なのは、慌てて否定しないことです。

嘘をついてその場をしのいでも、あとで転職が決まったときに「あのとき違うと言っていたのに」という不信感が残ります。第二新卒の転職では、退職までの数か月をその職場で過ごすことになるので、関係を必要以上に悪くしない対応が現実的です。

聞かれたときの答え方

  • まだ決まっていない段階/「自分のキャリアを考える時間を取っています」——嘘ではなく、断定もしない
  • 選考が進んでいる段階/「正式に決まりましたら、必ず一番にご報告します」——時期を約束する形にする
  • 内定が出ている段階/隠さずに退職の意思を伝える。ここまで来たら誠実に話すほうが早い

引き止めを受ける可能性もありますが、それは転職の意思が固まっていれば乗り越えられる話です。強い引き止めへの対処は別記事にまとめています。

バレたら不利益を受けるのか

気持ちの面で最も重い不安がここだと思います。結論から言うと、転職活動をしていることを理由に、会社があなたを解雇したり減給したりすることはできません

職業選択の自由は憲法第22条で保障されており、労働者が別の職を探すこと自体は正当な行為です。また、解雇には客観的に合理的な理由と社会通念上の相当性が必要とされており(労働契約法第16条)、転職活動はこれに当たりません。

ただし、勤務時間中に業務を放り出して面接に行く、社用の設備を私的に使い込むといった行為は、転職活動とは別の問題として評価される可能性があります。就業時間内の職務専念義務は守る——これだけ押さえておけば大丈夫です。

実際に不利益な扱いを受けた、あるいは受けそうだと感じた場合は、各都道府県の労働局や総合労働相談コーナーに相談できます。個別の事情によって判断が変わるため、困ったときは早めに専門の窓口を頼ってください。

転職活動がバレることについてよくある質問

転職サイトに登録すると会社に見つかりますか

多くの転職サイトには、指定した企業から自分のプロフィールを見えなくするブロック機能があります。登録時に現職の社名を設定しておけば、人事担当者が閲覧することはできません。設定を忘れると閲覧される可能性があるので、登録直後に必ず確認してください。

応募先から現在の会社に問い合わせが行くことはありますか

本人の同意なく前職や現職に照会することは、通常ありません。在籍確認が必要な場合も、内定後に本人の同意を得たうえで行われるのが一般的です。応募段階で現職に連絡が行くことはないと考えて構いません。

面接のために有給を取るとき、理由を聞かれたらどうしますか

「私用のため」で問題ありません。有給休暇の取得に理由を説明する義務はなく、会社が理由によって取得を拒むこともできません。詳しく説明しようとするほど不自然になるので、簡潔に答えるのが結果的に自然です。

退職を伝えるのはいつがいいですか

内定を承諾し、入社日が確定してからです。それより前に伝えると、転職先が決まらなかった場合に居づらくなります。伝える時期は退職希望日の1〜2か月前が一般的で、就業規則に定めがあればそれに従ってください。

まとめ:黙って淡々と進めるのがいちばん安全

転職活動がバレる原因は、制度の穴ではなく日常の行動にあります。逆に言えば、気をつけるべきポイントは数えるほどしかないということです。

社内の誰にも言わない。社用の端末とメールを使わない。服装と有給の取り方を急に変えない。この3つを守れば、活動中に知られる可能性はかなり低くなります。

そして、仮に知られてしまっても、それを理由に不利益を受けることはありません。必要以上に怯えず、就業時間内の仕事はきちんとこなしながら、淡々と進めてください。第二新卒の転職では、在職しながら次を決めるほうが収入面でも精神面でも安定します。

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