本記事は、全5回シリーズの第3回です。
第二新卒で転職し、年収100万アップするまでのストーリーを、余すことなくお伝えします!
今回は、実際の転職活動の進め方と工夫についてです。
ぜひ最後までご覧ください!
職務経歴書で意識したこと
転職活動において職務経歴書の作り込みはかなり力を入れたものの1つでした。
転職情報を発信しているYouTuberのアドバイスを参考に、特に以下を意識しました:
- 再現性:成果が他社でも通用することを示す
- 継続性:一時的ではなく継続して成果を出していることを示す
- 数字:具体的な数値を入れる(例:予算〇円に対し、〇円の受注獲得)
具体的な数字を入れると、こんな感じでまとまります。
- 【営業スタイル】新規営業100%(1日平均50件の電話営業、月平均15件の訪問)
- 【成果】20XX年度:新規開拓8件、そのうち5社が採用成功
- 【顧客】中小企業(10〜150名規模)、人事担当者が中心
数字を交えることで、面接官にも分かりやすく成果を伝えることができました。
人材業界の経験をどうアピールしたか
SaaS業界との共通点は「BtoB営業」です。そこで私は以下を強調しました:
- 業界分析力:様々な業界を扱ってきた経験から、相手の状況に合わせたトークができる
- ヒアリング力:有益な情報を提供しつつ質問を投げかけるスタイルは、SaaS営業にも応用可能
- 電話営業スキル:営業電話で培った「体力」と「突破力」
「人材業界の営業スキルは、形を変えてSaaSでも活かせる」
という再現性を示すことを意識しました。
面接でよく聞かれた質問
実際の面接では、ほぼ毎回以下を聞かれました:
- なぜこのタイミング(新卒入社して1年ほど)で辞めるのか
- なぜSaaS業界を選んだのか
- 新卒時はどんな企業を見ていたのか、なぜ今の会社に入ったのか
1年未満での転職だったため、
「早期退職の理由」は特に深掘りされました。
ここは正直に
「将来性の不安」「成長環境を求めたい」
と伝える一方で、
「現職で得たスキルは活かせる」と前向きに補足しました。
印象的だった質問・やり取り
印象に残っているのは、ある面接で聞かれた次の質問です:
「弊社が売上を2倍にするには、どんな施策を行えば良いと思いますか?」
瞬時に答えるのは難しかったですが、「顧客単価の向上」と「新規顧客層の開拓」の両軸で考えを伝えました。
正解ではなかったかもしれませんが、思考のプロセスを見られていたように感じます。
また、別の面接では、
面接官が私を別の候補者と勘違いして準備していたことがありました。
私は「そんなこともありますよね。お忙しいですし」と笑って返しました。
結果的に、その場で唯一通過を告げられたのがこの面接でした。
この経験から学んだのは、
面接はガチガチに固まらず、リラックスして臨むほうが良い方向に転ぶこともある
ということです(笑)
やはり面接当日は、予測できないことが起こる場合もあります。
そんな時柔軟に対応するには、上記の姿勢で臨むことが大事だと思います。
まとめ
転職活動で私が意識したのは:
- 職務経歴書で「再現性」「継続性」「数字」を盛り込む
- 人材業界の経験をSaaSにどう転用できるかを示す
- 面接ではガチガチにならず、柔軟さを忘れない
これらを意識したことで、内定を勝ち取ることができました!
予告
次回は、SaaS業界に転職して実際に感じたギャップや成長ポイントについてお話しします。
ぜひ第4回もご覧ください!
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