【データで見る】SaaS・ERP市場の爆発的成長~第二新卒・20代必見~

特集

皆さん、こんにちは!

今回のテーマは、今、最も熱いIT業界の
SaaS(Software as a Service)と
ERP(Enterprise Resource Planning)です。

いきなり何?なんか難しそう…」と感じた方

大丈夫です、ご安心ください!

実は、20代・第二新卒の皆さんにとって、
大きなチャンスが転がっているんです。

今回は、客観的なデータをもとに、

SaaS・ERP市場の成長性とその理由

そしてなぜ今、
20代・第二新卒がこの波に乗るべきなのか

分かりやすく解説していきます!

管理人
管理人

SaaS・ERPに詳しい方は、
本記事を
最終チェックに使ってください!


驚異の成長!SaaS・ERP市場が「爆伸び」

まずは、データで市場の現状を見ていきましょう。

SaaS・ERP市場は、
近年、まさに「爆伸び」という言葉がぴったりなほどの成長を遂げています。


世界/国内のSaaS市場動向 📈

1. グローバルSaaS市場 🌍

Gartner社の予測

世界のパブリッククラウドサービス支出においてSaaSは最大のセグメントを占め、2025年には約2,991億ドルに達する見込みです。(2024年予測:約2,508億ドル)

出典: Gartner Forecasts Worldwide Public Cloud End-User Spending to Total $723 Billion in 2025
Statista社の予測

世界のSaaS市場全体の収益はさらに拡大を続け、2029年までには約8,188億ドルに達すると予測されています。

出典: 60 SaaS Statistics Related to Growth, Challenges, and More (Semrush, Statistaのデータ引用)

2. 国内SaaS市場 🇯🇵

ITR社の調査

国内のクラウドERP市場は、2022年度から2027年度にかけて年平均20.3%という高い成長率で拡大すると予測されています。

出典: ITRがERP市場の提供形態別市場規模推移および予測を発表 (株式会社アイ・ティ・アール (ITR), 2024年3月21日発表)
富士経済の調査

国内のSaaS市場規模は、2027年度には2兆990億円に拡大すると見込まれています。(2023年度見込:1兆4,128億円)

出典: 企業向けソフトウェア48品目の国内市場を調査 (株式会社富士経済, 2023年8月16日発表)

これらのデータから、

SaaS・ERP市場が一時的なブームではなく、

今後も継続的に成長し、
デジタル経済の根幹を支えていく
ことが分かります。

成長産業に身を置きたい方は、ぜひ注目していただきたい領域です。


企業はSaaS・ERPへの投資に「前のめり」

市場がこれほど成長している背景には、

企業の意識変化とIT投資の大きなシフトがあります。

特に、2020年以降のコロナ禍は、その流れを決定づけました。

コロナ禍が企業のDX投資を加速、「守り」から「攻め」のIT投資へ 💰

コロナ禍とSaaS・ERPの不可欠性

コロナ禍はリモートワークを普及させ、クラウドベースのSaaS・ERPを事業継続と生産性維持の基盤インフラとして不可欠にしました。

DX投資の増加意向

JUASの調査では、約70%の企業が今後もDX関連のIT投資を増やす意向を示しており、IT投資は「守り」から「攻め」へと変化しています。

出典: JUAS 企業IT動向調査2023 (JUAS)

「攻め」の投資がSaaS・ERPによって促進される理由

売上向上と顧客体験の変革

顧客データ活用や迅速なサポートを通じ、売上拡大と顧客満足度向上に直結します。

出典: 日本マイクロソフト、日本企業のデジタル競争力向上への貢献 (日本マイクロソフト)
新規事業創出とデータ駆動型経営

柔軟なクラウド基盤で新規事業を迅速に立ち上げ、リアルタイムデータに基づく的確な意思決定で「攻め」の経営を推進します。

出典: デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会 中間とりまとめ(DXレポート2) (経済産業省)

日本でSaaS・ERPが「求められる」理由

日本は、「少子高齢化による労働人口減少

という大きな課題に直面しています。

「一人あたりの生産性」を向上

SaaS・ERPは、これまで手作業で行っていた業務を自動化したり、重複する作業をなくしたりすることで、従業員がより創造的で付加価値の高い業務に集中できる環境を作ります。

これにより、一人あたりの生産性が向上し、人手不足を補うことが可能になります。

データで「無駄」をなくし、迅速な経営判断をサポート

ERPシステムに集約されたデータは、経営状況の「見える化」を促進します。

例えば、在庫状況、売上予測、顧客情報などをリアルタイムで把握できるため、無駄な在庫を抱えたり、販売機会を逃したりといったことが減少します。

これにより、迅速かつ正確な意思決定が可能になり、資源を最も効率的に配分できるようになります。

SaaS・ERPは、人手不足という日本の社会課題に対する、企業が取るべき最も有効な手段の一つと言えるでしょう。


第二新卒がSaaS・ERP業界に「飛び込むべき」3つの理由

さて、ここまでSaaS・ERP市場の成長性と重要性を見てきましたが、

なぜ第二新卒の皆さんがこの業界に飛び込むべきなのか、

その具体的な理由を3つご紹介します。

市場の成長性が「とてつもない」から

先ほどもお伝えした通り、この市場は今後も伸び続けることが確実視されています。

成長産業に身を置くことは、キャリア形成において圧倒的に有利です。

新しいビジネスも生まれやすく、挑戦の機会が豊富にあります。

市場価値の高い「専門性」が手に入るから

SaaS・ERPの導入や運用には、ITスキルだけでなく、企業の業務プロセスに関する深い知識や、顧客の課題を解決するコンサルティング能力など、多岐にわたる専門性が求められます。

この業界で経験を積むことで、将来にわたって市場価値の高いスキルを身につけることができます。

キャリアアップの「スピード」が速いから

成長産業は、常に新しいポジションが生まれるため、実力次第で若手でも早くから重要な役割を任されるチャンスが多いです。

例えば、SaaS企業の「カスタマーサクセス」や「セールス」、あるいは「導入コンサルタント」といった職種では、顧客への貢献度や成果がダイレクトに評価につながりやすく、数年でチームリーダーやマネージャーに昇進するケースも少なくありません。

あなたの頑張りが、そのままキャリアアップに直結しやすい環境なんです。


    スタートアップと大企業、第二新卒はどちらを選ぶべき?

    SaaS・ERP業界には、個性豊かなスタートアップから、盤石な基盤を持つ大企業まで、多様な選択肢があります。

    自身の志向や強みに合わせて、最適な企業を選ぶことが成功の鍵です。

    「ベンチャー気質」ならスタートアップ

    • 特徴: 独自のSaaSプロダクトでニッチな市場を攻めたり、一気に成長を目指したりする企業が多いです。組織は柔軟で、個人の裁量が大きく、良くも悪くも「何でも屋」として幅広い業務を経験できるのが魅力です。
    • 第二新卒への期待: 「とにかく成長したい!」「変化を楽しみたい!」「自分でビジネスを作っていきたい!」という意欲の高い人材を求めています。
      少人数で事業を進めるため、早い段階からプロダクト開発、営業、カスタマーサクセスなど、多様な役割を担い、事業のコアメンバーとして活躍することが期待されます。

    「安定志向」と「専門性の深化」なら大企業

    • 特徴: 長年の実績と大規模な顧客基盤を持ち、安定した経営基盤の上で幅広いSaaS・ERPソリューションを提供しています。研修制度や福利厚生も充実しており、組織体制が確立されています。
    • 第二新卒への期待: 既存の仕組みの中で着実に成果を出しながら、中長期的な視点でキャリアを構築したい人材に向いています。OJTや体系的な研修を通じて、特定のSaaSプロダクトの深い知識や、大規模プロジェクトの推進経験を積むことができます。
      安定した環境でじっくり専門性を高めたい方には、最適な選択肢となるでしょう。

    まとめ

    SaaS・ERP市場は、デジタル変革と社会課題解決の大きな波に乗って、まさに今、爆発的に成長しています。

    そして、この成長の波に乗ることは、第二新卒の皆さんにとって、市場価値の高い専門性を身につけ、キャリアアップを実現するチャンスだと思っています。

    ぜひ、今回の記事を参考に、SaaS・ERP業界での可能性を探ってみてください!


    第二新卒向け転職情報サイト、にそつブログ運営者の「あさ」です!
    自身が第二新卒で転職する際に得た経験や、知識を皆さんに少しでも共有できればと思っています!

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